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専門誌「playboating@jp」「kayak 海を旅する本」「Fishing Area News」を創刊した編集者の釣りやカヌー、仕事に関する日記
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いったん「今月のわたくしの忙しさ」について書いていたんですが、なんだか書いてて自分がなさけなくなったので内容変更。


このところけっこう気になるのが、ビギナーという言葉の捉え方。
釣りやカヌーの雑誌をやってると、「ビギナーを意識した誌面づくり」という言葉がでてきます。

でも、その「ビギナー」っつう言葉の捉え方は、人によってかなり違うなあ、と思います。
というか、僕の捉え方がちょっと違う(おかしい?)みたい。

一般的には釣りにしろ、カヌーにしろ「やってみたい!」と熱望している人がビギナー。
僕的には「なんすか、その『ルアー』とか『カヌー』って」という人も含めてビギナー。
やる気の違いとでも言うんでしょうかね。

前者を相手にすれば、たとえば物販なんかはスムーズにいくでしょう。
後者はそもそも「なんか適当に面白かったらやってみっか」程度なので、お金をかける気はあまりないから、消費拡大にあんまりつながんない。

雑誌を買ってくれるような人は、やる気のある人。
でも、僕が対象としたい読者にはやる気のない人も含まれる。
かなり矛盾がありますねー。

……だから僕がつくる本は売れないのか?
ま、いいや。



話が少し変わるけど、先日、神戸の川で鉄砲水に流されて亡くなった人たちがいます。
ご冥福をお祈りいたします。

テレビじゃ原因をいろいろ言っているけれど、僕としてはまず、あの三面護岸の川に入っていくという行為そのものが分からない。
なお、旧カヌーライフ誌の名物企画(?)「ドブ川紀行」ではカヌーで三面護岸の川に入ってるけど、ああいう場所とはちょっと様子が違います。

なぜあんな危険なところに足を踏み入れられるのか?
答えは簡単、親水公園なんか作るからそうなるんでしょう。
地雷原に砂場を作るようなもの(かな?)。
作ったやつが悪い!
誰が作らせたかは、だいたい見当ついてるらしいけど、そのこと自体が罪に問われることはないんでしょうね。
だけど反面、ああいう場所を怖いと思わなくなってしまったのも、原因のひとつかな、なんて思います。


防波堤で釣りをする。
小磯で釣りをする。
どっちが怖いでしょ?

僕は前者のほうが怖いです。
落ちたら上がれないから。
小磯なら体は傷だらけになるかもしれないけど、手をかけるでこぼこがあるから上がれる可能性がある。

川もいっしょ。

こういうことを多くの人が知らない現状というのも、かなり大きな問題だと思ってます。



で、最初の「ビギナー」っつう言葉に戻って。

釣りでもカヌーでも、水まわりの遊びをしたいと思うビギナーには、こういう話も届きます。
でも、僕のいうところのビギナー(ちょっと水遊びしたい、程度の人)の大半には、この話が届かない。
で、数で言ったら、やる気のあるビギナーなんてひと握りだから、ほとんどの人が本当の怖さに気づかないまま生活を続けることになる。

テレビとか新聞とか、ほかの大きな媒体で危険性を伝えてほしい……と思うけど、いろんなしがらみがあってホントのことは書けなかったりする。
パドラーなら知ってる、波消しブロックや堰堤が一番危ない!なんてことを真剣に訴えて、問題にでもなったら、国土交通省や土建屋さんが困るからね。
さらに、新聞に川の危険性を訴える記事が載ってても、それはなんだか難しくて、頭が良くないと理解できない内容だったり。

やる気のない人(もうちょっと適切な表現をするなら「意識を向けていない人」)には、どうやっても言葉は届かないんだなあ……と諦めることなく、発信者側がなんとか考えないとならないですね。




ということを考えて、とりあえずブログに書いてみましたが……それこそ誰も読んでないというオチがついてます。
今ひとつまとまりがつかないですが、本日はこんなところで。

明日からは取材が続きます。
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無題
いつも真剣に読んでますよ〜(笑)
確かに???な事が多いと思います。

先日夏休みの旅行で新潟で遊んで来ました。
子供らを川遊びさせる時にライフジャケット着せてたら、なんか奇異の目で見られました(笑)

大袈裟だったかな(笑)
TK URL 2008.08.05 Tue  15:41 Edit
無題
ウチも川遊びのとき、子供らにライジャケ着せて遊ばせることが多いですが、着せないときもあります。

実際に事故が起きるときにライジャケを着てるとは限らないから、ライジャケなしで流されたときの感覚は知っておいたほうがいいかな、と。

どちらにするかは状況次第。
ライジャケなしで川遊びするときは、近くでいっしょに遊ぶ(遠くから見てるんじゃなくて)ようにします。
それと、危険物があったり(あんまり近くにあったら遊ばないけど)、瀬があったり(瀬の白泡のなかだと浮力が失われる)するところでは、ライジャケ着用。

厳密なものじゃないですけど、一応、気を遣ってます。
かとちゃんぺ 2008.08.05 Tue  16:21 Edit
無題
「ビギナー」をはじめ、人と話していると途中で話が食い違うので良く聞いてみると同じ言葉を使っていてもそれぞれが少し違った意味で使っているときと言うのがよくあるような気がします。最近は「ヤバイ」という言葉によく惑わされます。日本語はムズカシイのか?それとも学校で国語の時間に窓の外ばかり見ていた僕の語彙不足か?「生き物」と言われる言葉の成長や変化をどこまで容認(?)するのか?酷暑の中でさらに僕の脳ミソは更ににぶっております。ハイ。 
武村 2008.08.06 Wed  15:42 Edit
無題
武村さん、お久しぶりです。
農業のほうは一段落してるんでしょうか?
それとも最盛期?

日本語は難しいので、これからは英語で生活しましょう。
かとちゃんぺ 2008.08.06 Wed  17:01 Edit
無題
親水公園なのに、危険。
なぜ、そんなものを造るのか。

そういう考え方をしていませんでした。
3面護岸で、水がたくさん流れたら、怖いな、くらいにしか思っていませんでした。

もっともっと俯瞰からの視点も必要なのですね。
510 2008.08.07 Thu  23:04 Edit
無題
地元では昔から鉄砲水が出る川として知られてたという話を聞きました。
それを護岸して、水が外に出ないようにしてるんだから、簡単に言えば排水路というところでしょうねー。

ドブに親水公園……ちょっと考えられないです。
各地にあるけど。
かとちゃんぺ 2008.08.09 Sat  06:01 Edit
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プロフィール
HN:
加藤康一
年齢:
49
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性別:
男性
誕生日:
1967/12/04
自己紹介:
管理釣り場の釣りの専門誌『Fishing Area News』
シーカヤックの専門誌『kayak〜海を旅する本〜』
ホワイトウォーターカヤッキングの専門誌『playboating@jp』
3誌の専門誌と、DVD、単行本などの編集・発行を行なう
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